ステージコーチ(注:ステージ=舞台、駅。コーチ=指導する、四輪馬車)駅馬車と舞台監督をひっかけてステージコーチと名付ける。
1981年の4月。5坪ほどの小さなカントリー専門のスナックでした。寺本さん、大野さん他、皆さんが出演してくれた。4年間続けてきたがあまりにも場所が悪くて(夜になると車も人もいない)石井正一郎さんの紹介でブティックひまわりの西山さん(大家)の協力もあって、今の辻堂駅前に移転することになった。20坪ほどの店でステージも作り、本格的なライブを開ける店となる。
 辻堂では駅前ということもあってカントリー専門をはずれ、アメリカンミュージックものならジャンルを問わない(のんで、食べて、音楽が聞ける)自分としては理想的な店になった。とても満足している。 同時にプロダクション、ミュージシャンと掛け持ち生活をしている、寺本圭一&カントリージェントルメン、寺本圭一さんは昔からアメリカのベスト10に入りそうな曲を日本のファンの皆様に紹介することを使命とし、週に2〜3曲
ずつあげていく、レパートリーは2000曲以上あり、全部暗記している天才である。おかげで古い曲から新しい曲まで勉強させていただいています。(ステージコーチでは毎週水曜レギュラー出演)Dr・市川郁夫(長い付き合いの親友の一人であり、ヨーデルを歌うドラマーである。)StG・村中靖愛(将来のカントリースティールギターの担い手である。)Key、Vo・関谷真奈美(寺本圭一氏の弟子でまだ22歳でありカントリー界の星、いや芸能界のスターに育って欲しいと願っております。ステージコーチには毎週金曜レギュラー。)そして、片山さとし&ステージコーチバンドのプレイングマネージャーとして忙しい毎日を送っている。

              ■関谷真奈美
坂本孝昭
片山さとしさんカントリーミュージックと共に30年。
本日はおめでとうございます。
これからもお体を大切にすばらしい仕事を
続けて下さい。

■片山さとし&ステージコーチバンド・関谷真奈美


中山 仁(俳優)

30周年おめでとうございます。片山君にはじめて会ったのは、確か、新宿のウィッシュボンだったと思いますが、間違っているかも知れません。 何せ昔の事で片山君が20代の前のほう、僕も20代でした。30年も昔の話です。
君はミュージシャン、僕は役者を業として頑張ってきたんですネ。 お互いに表現者として、この道しか知らず、ひたすら生きてきた訳です。 この間、それはもう筆舌に尽し難い、色々な事があっただろうと思いますが、気が付いたらと云うか、人に云われて『え!もう30年!』と云うのが実感ではないでしょうか・・・。
それだけ息をつめて走ってきたのですから、これからはゆっくり確実に、時々休みながら次の10年・・・その次の10年を楽しみながら、頑張って下さい。
君の30年に乾杯、これからの君に拍手・・・。

鈴木治彦(フリーキャスター)

片山さとし・讃
か・カントリーひと筋30年
た・頼りがいあるヒゲダルマ
や・優しい目をして、ベースをひけば
ま・丸いおなかも波打って
さ・酒にゃ強いが、倅にゃ弱い。
と・トンビが鷹と言わりょがままよ。
し・幸せいっぱい片山さとし

おめでとうございます。これからも40年、
50年目指して頑張って下さい。

■寺本圭一氏
木崎義二(音楽評論家)
片山さん、30周年だって。おめでとうと言ったらいいのか、もうそんなにそんなに歳をとったのと言うべきなのか。でも、まだこの先50周年、100周年があるんだから、これで満足、安心してはイケマセンよ。これからは今以上に、日本のカントリー界のために頑張って働いて下さい。
なーんて言っちゃって、そういう私メは、カントリーからロック、ポップスの世界に手を広げて、油井孝太郎御大からカントリーを裏切った男と、喚かれているのダ。
ミュージシャンであり、マネージャーでもある片山さん。ベースを弾くのも才能、マネージャー業も才能。僕にはそんな才能はありません。だから貴兄を尊敬するのです。
そのついでといってはなんですがこれからも関谷真奈美をよろしくお願いします。5、6歳の頃から知っているので、孫娘みたいなものだから。あ、そうか、真奈美の父親がわりは片山さんだったっけ。
だったら片山さんは、僕の息子みたいなものだ。これからは、俺の言うことをなんでもきけよ。と突然凄んだりして。支離滅裂。
音楽は楽しく弾こう。人間関係も仲良く行こう。片山さんだったらそれができる。その気持ちで、これからもステージに立ってください。
僕は客席で飲んだくれてるから・・・